学部生

在学生・卒業生の声

「男性看護師は必要なのか?」入学前から持っていた疑問

2年男子

看護師を志した時から、「男性看護師にしかできないことって何だろう?」と考えていました。今は男性看護師の数は増えてきてはいますが、まだ圧倒的に女性看護師の方が多く、「看護は女の世界」という考えも否定しきれないのが現状です。そんななか、はたして男性看護師は必要な存在なのだろうか、というのが、私の疑問でした。

たまたま高校の先輩に日本赤十字看護大学を卒業し、男性看護師として働いている方がいることが分かり、担任に連絡をとってもらい、その方に疑問をぶつけてみました。

返ってきたのは、「男性看護師は必要だ」という言葉でした。

医療がどんどん複雑化していくなか、救急医療などの体力勝負の現場や、力仕事の多い部署など様々な場所で、男性看護師の需要は高まっているそうです。それが、先輩の考える「答え」でした。

この大学でも男子はまだ少なく、女子の方が圧倒的に多いです。ですがこの環境で学ぶことで、他人のものではない、自分なりの「答え」に近づいているような気がするのです。

「答え」を探しながら勉強するこの日々が、今はとても楽しいと思えます。

※学年は取材当時のものです。