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スウェーデン赤十字大学交換留学を終えて
交換留学レポート
日本を訪れる外国人は年々増えているにも関わらず、彼らに適切な医療を提供できる病院はまだ多くはありません。私は将来、日本にいる外国人に適切な医療と相手に寄り添った看護を提供できる看護師になりたいと考えています。異文化看護の実際を肌で感じ、将来に役立てたいと考え、留学を志望しました。
スウェーデンでは言語の壁に阻まれました。実習やレポート、プレゼンテーションはすべて英語でしたが、自分の英語力に悔しい思いをすることも多かったです。しかし、周囲の人が私に理解できない単語をわかりやすく言い換えたり、ゆっくり話したりしてくださったので、乗り越えることができました。この5週間で自分の意見を持ち、相手に伝えることの大切さを学びました。また、スウェーデンの医療者は患者と対等に接します。友達のような関係性を築き、多くの会話を通してその人に合ったケアを実践しているのが印象に残りました。高校時代から目標にしていたこの留学が実現したことを感謝しています。