さいたま看護学部
さいたま看護学部(大宮キャンパス)×学生の魅力 ~地域交流ボランティア活動編~
2024年12月1日(日)、日本赤十字看護大学さいたま看護学部の別館駐車場で、さいたま市中央区上落合第5自治会主催の“餅つき大会”が行われました。さいたま看護学部の1年生3名は地域の方々との交流を深めることを目的に、ボランティアとして参加しました。この“餅つき大会”は、毎年上落合地区内で12月に行われる恒例のお祭りです。今年も快晴に恵まれ、150名の地域の方が参加し、つきたてのお餅が無料で配布されました。
もち米は40㎏準備され、蒸籠(せいろ)で蒸した後、餅つき機を使用しながら、臼と杵でつきます。「ヨイショ~!」の周囲の温かな声援とともに、力を入れて、杵を振り下ろす、ぺったんこ、ぺったんこ、希望者が順番にお餅をつきました。
つきたてのお餅はとっても伸びがよく、形を整えて、“きなこ餅”、“あんこ餅”、“からみ餅”の3種類×150名分を、それぞれパックに詰めていきます。ボランティアで参加した学生は、お餅の形を整えたり、大根をおろしたり、マスク、エプロン、三角巾で感染症対策を講じながら、地域の方々とコミュニケーションをとり、交流を深めました。ボランティアを終えていただいたお餅は、お餅が見えないくらい沢山の具が入っていて、満足感や達成感を得ることができたそうです。
ボランティアに参加した学生から、地域の方々と交流を通して、気づいたことを教えてもらいました
Sさん(1年生)
地域の方々が150名もいらして驚きました。特に親子連れが多い印象です。地域のつながりがあって素敵だと思いました。お餅の配布準備で忙しく、子供たちが駐車場で遊ぶ姿があったのに、関わることができなかったことが残念です。エプロンと三角巾をつけて地域を移動する場面では、地域の方々から声をかけられたり、挨拶をしたりと、地域とつながることができ、楽しかったです。
Iさん(1年生)
地域の方との関わりが増えると、普段の生活から交流が盛んになると気づきました。また、災害などの緊急事態時には連携も取りやすくなり、不安も軽減され、ストレスの解消につながるのではないかと感じました。顔なじみの方が増えたことで、自分と地域の方の間に安心感と、地域への愛着が生まれた様に思います。
今回の経験を通して、地域の温かさや帰属感に触れることができました。地域の方には大学主催のイベントに来てもらい、大学の事を知ってもらいたいです。看護大学という認識から、コミュニティに重きを置いている大学という認識に変わっていき、地域の方と大学の交流が深まることで、生じる化学反応や共同のイベント開催があるように思います。
Kさん(1年生)
地域の方々が温かく迎えてくださって嬉しかったです。餅つき大会を通して地域の交流があり、協力的なところが良かったです。今後、地域の方々と合同の避難訓練をやってみたいです。
※日本赤十字看護大学さいたま看護学部(大宮キャンパス)は「景観と地域をつなぐ」地域連携の拠点として機能する校舎となるよう願いがこめられています。