大学共通
日本学生支援機構大学院修士課程段階における「授業料後払い制度」の創設について
令和6(2024)年度より、国の施策により、大学院修士課程を対象に「授業料後払い制度」が創設される予定です。
本制度は、経済的に厳しい状況にある学生等が、進学・修学を断念することがないよう、在学中の授業料を国が立て替え、返還は卒業・修了後の所得に応じて「後払い」とする仕組みです。
文部科学省ホームページ 授業料後払い制度に関するQ&A
日本学生支援機構「授業料後払い説明チラシ『令和6年春に修士段階に入学した方へ』」
対象学種 大学院修士課程
対象者
以下の条件を 全て満たす 者
- 令和6(2024)年度以降に国内の大学院に進学した者
- 本人の希望に基づき、在学校を通じて申請を行った者
- 日本学生支援機構(以下、「JASSO」という。)の修士段階を対象とした月額5万円又は8万8千円の第一種奨学金と同様の家計基準及び学業成績基準を満たす者
- 過去に貸与を受けた奨学金の返還が延滞中である等、第一種奨学金の貸与を受けられない事由がない者
ただし、令和6(2024)年度については、上記に加え、以下に該当する者のみを対象とする。
・令和6(2024)年度春の新規入学者であって、学部で修学支援新制度(日本学生支援機構給付奨学金)の対象となったことがあり、かつ、令和6(2024)年3月卒業後、就労等を挟まずに大学院へ進学した者
注意事項
- 本制度は貸与であり、修了後に所得に応じて日本学生支援機構へ返還する必要があります。
- 本制度を利用した場合、第一種奨学金の貸与を受けることができません。
別途「生活費奨学金」の申請をすることができます。 - 支援額の貸与の他に保証料の支払いが必要です。(現時点で詳細な金額は未定)
- 日本学生支援機構への申込が必須であり、2024年秋頃から申込が開始となる予定です。(現時点で申込方法等詳細は未定)
- 本制度に認定されなかった場合、別途指定する納付期限までに授業料を納付することが必要となります。
- 後払いとできる授業料の金額(授業料支援金)は年776,000円を上限とすることが予定されています(現段階では決定されていません)。
- 本制度は国による検討途中のため、変更が生じる可能性がございます。
申請を希望する学生は、学生係までお問い合わせのください.
学務課学生係(info-st@redcross.ac.jp)