お知らせ
本学卒業生が日本看護協会の「忘れられない看護エピソード」で最優秀賞を受賞しました
5月12日の「看護の日」に合わせ日本看護協会が全国から募集した「忘れられない看護エピソード」で、本学卒業生の内田善也さん(看護学部27回生)が最優秀賞を受賞しました。
全国651点から選ばれたこのエピソードはアニメーション化もされ、日本看護協会のホームページで公開されていますのでぜひご覧ください。
内田さんからのメッセージ
大学卒業後は神奈川県の急性期医療の病院に3年間勤務した後、JICA(国際協力機構)の青年海外協力隊としてインドネシアに赴任しました。インドネシアへの派遣は2年間の予定でしたが新型コロナウイルスの影響により1か月半で帰国することになり、帰国後は国内で看護師として予防医療に関わる仕事をしたいと考え、現在は鹿児島県三島村にある黒島へき地診療所に看護師として勤務しています。
住人が70人の地区の診療所なので人とのかかわりがとても近く、本土のドクターと地域住民をつなぐという重要な役割も担っています。本土との距離があり、離島ならではの大変なこともありますが、島民が自発的に健康を守ることができるよう、予防医療という観点から地域の方の健康増進活動を行うのは、とてもやりがいのある仕事だと感じています。
2022年の秋からは、JICAの派遣で再度インドネシアに赴任する予定です。前回の派遣は思いがけず1か月半で終了してしまい再チャレンジとなりますが、インドネシアでも地域医療に貢献できるよう頑張りたいと思っています。
日本赤十字看護大学は私の看護師としての原点です。私が看護師として働き、たくさんの人と出会い、多くの経験をさせてもらっているのは大学時代に看護の魅力を日本赤十字看護大学で学んだからだと強く思っています。これから看護師をめざすみなさんも、大学時代に授業や実習で人とかかわることの楽しさ、看護の仕事の楽しさをたくさん学んでください。