さいたま看護学部完成年度記念サイト

学長挨拶

さいたま看護学部完成年度を迎えて

               日本赤十字看護大学 学長
                        守田美奈子

 2023年度にさいたま看護学部は完成年度を迎えることができました。日本赤十字学園にさいたま看護学部設置にむけての検討会が開始されたのは2014年、開設準備室が看護学部に置かれたのは2015年でした。さいたま看護学部は、埼玉県をはじめとする赤十字の関東ブロックにおける看護教育機関として、地域を見通し地域に根差した看護実践を通して、日本の医療・福祉に貢献できる看護職の育成を目的として設置されました。開学までの準備期間から今日に至る9年間の間には、多くの関係者の皆様方のご協力、ご支援を頂きました。皆様のご協力なくしては、今日の日を迎えることはできませんでした。この場をお借りして心から感謝申し上げます。
 さいたま看護学部は、小さいながらも赤レンガに象徴されるモダンで居心地の良い校舎です。今では地域に溶け込み、赤十字の大学教育で学ぶ学生達の笑顔を引き立ててくれています。教職員は、新しい学部創りの理想と意欲に満ちて、日々の教育に携わっております。 来年の春には初めての卒業生が誕生し巣立っていきます。本学が目指した看護の力を卒業生がそれぞれの場で発揮して、専門職として成長してくれることを見守りたいと思っています。これからもさいたま看護学部の発展を目指して学生、教職員一同尽力したいと思いますので、引き続きご理解とご支援を頂けますよう、何卒よろしくお願い致します。

学部長挨拶

さいたま看護学部完成年度を迎えて

         日本赤十字看護大学 さいたま看護学部長
                        吉野純

 2023年度の入学生を迎え、さいたま看護学部は4学年が揃う完成年度を迎えます。2024年春には最初の卒業生を送り出します。これもひとえに皆様方のご支援ご協力の賜物と深く感謝いたします。
 この4年間の歩みは新型コロナウイルス感染症の流行とともにあると言っても過言でないほど、このウイルスに翻弄された日々でした。2020年4月、開設を祝うことも第1期生を真新しいキャンパスに迎え入れることもできないままに、慣れない在宅勤務、遠隔授業に追われる日々。顔と顔を合わせて仲間を作り、切磋琢磨しながら学び合う機会を奪われてしまった学生たち。最初の1年は、この未知の脅威に圧倒され、看護学生として、看護を語る教員として何ができるかどう行動するのか模索する苦しい日々でした。その後、ウイルスの正体が少しずつ解明され、教職員、学生ともに「正しく恐れる」ことができるようになり、感染拡大防止と教育の質の確保のバランスをとりながら対面授業を増やし、キャンパスにも活気が戻ってきました。3年目には全面対面授業を行うことができ、学生の課外活動、大学祭など従来の姿を取り戻しつつあります。しかし、医療現場の逼迫は続いており、看護教育の根幹である臨地実習は大きな打撃を受けました。未だ実習時間・日数・内容の制限、実習中止など、学生の貴重な体験の場が奪われていることに大変心を痛めております。今年度は少しでも多くの臨地実習が行えることを願い、さらなる教育の充実を図るべく教職員一同励んでまいります。
 さて、完成年度を迎えるにあたり、記念式典をはじめ各種関連事業を予定しております。皆様方には引き続きのご支援ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

イベントのお知らせ

(1)「完成年度記念式典」(仮称)
(2)「完成年度記念実習指導者懇談会」(仮称)
(3)「完成年度記念公開講座」(仮称)
※各イベント、詳細が決まり次第、順次更新します。

「さいたま看護学部」4年間の歩み

学生の声

※掲載されている学生の学年等は取材時のものです。

完成年度記念動画

※現在、作成中です。