アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
入学者受入れの方針
本学では、赤十字の理念に基づき、看護の実践と研究に必要な基礎的能力を持ち、人類と国際社会に貢献できる、幅広い教養と豊かな人間性のある人材を育てることを目指しています。そのために、次のような学生を求めています。
- 赤十字理念である人道(Humanity)に共感し、自分も他者も大切にできる人
- 看護学を学ぶために必要な基礎学力を持ち、論理的に考えることができる人
- 感性が豊かで、多様な人とコミュニケーションをとることができる人
- 看護に関する学問・実践の楽しさや深さを発見し、持続的に学ぼうとする意欲を持つ人
個別学力試験を課する一般選抜、大学入学共通テストを利用する4種類の一般選抜、及び3種類の学校推薦型選抜というさまざまな入学者選抜方式を採用し、多様な人材を受け入れることを目指しています。
一般選抜
リテラシー(読解記述力)と理数系科目の基礎学力及びコミュニケーション能力・学ぶ意欲についてバランスが取れた者を選抜します。
基礎学力:英語、国語(記述式問題を含む)、理数系選択科目(数学、生物、化学 、生物基礎と化学基礎から1科目選択)
コミュニケーション能力・学ぶ意欲:面接(グループ討議・個人面接)
大学入学共通テスト利用選抜
基礎学力を重視して選抜します。試験科目によって4種類の入学者選抜試験があります。
- Ⅰ-A:理数系の基礎学力を審査
英語(リーディング及びリスニング)、数学Ⅰ,数学A、理数系選択科目(数学Ⅱ,数学B,数学C、生物、化学、物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎から1科目選択)
※『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』は、「化学基礎」と「生物基礎」を選択解答すること。
- Ⅰ-B:リテラシー(読解力)の基礎学力を審査
英語(リーディング及びリスニング)、数学Ⅰ,数学A、国語(近代以降の文章)
- Ⅱ:リテラシー(読解力)もしくは理数系の基礎学力を審査
英語(リーディング及びリスニング)、選択科目(数学Ⅰ,数学A、国語(近代以降の文章)、生物、化学、物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎から2科目選択)
※選択科目は、数学Ⅰ,数学A、国語(近代以降の文章)から必ず1つ以上選択すること。
※『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』は、「化学基礎」と「生物基礎」を選択解答すること。
- 赤十字6看護大学連携併願選抜:リテラシー(読解力)及び理数系の基礎学力を審査
英語(リーディング及びリスニング)、国語(近代以降の文章)、理数系選択科目(数学Ⅰ,数学A、数学Ⅱ,数学B,数学C、物理、化学、生物、地学、物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎から1科目選択)
※『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』は、2出題範囲を選択解答すること。
学校推薦型選抜
総合的な基礎学力とコミュニケーション能力・学ぶ意欲を有する者を選抜します。指定校推薦選抜、公募推薦選抜、赤十字特別推薦選抜の3種類があります。特に赤十字特別推薦選抜では、赤十字の理念を理解し、将来日本赤十字社の看護専門職者として活躍する強い意志を有する者を選抜します。
- 公募推薦選抜、赤十字特別推薦選抜
基礎学力:調査書「全体の学習成績の状況」、資料読解(記述を含む)
コミュニケーション能力・学ぶ意欲:面接(グループ討議・個人面接) - 指定校推薦選抜
基礎学力:調査書「全体の学習成績の状況」、小論文
コミュニケーション能力・学ぶ意欲:面接(グループ討議・個人面接)
入学までに身につけてほしいこと
本学入学後は、看護学を修得するための独自のカリキュラムに沿って学び、ディプロマ・ポリシーに定める8つの力を身につけることを目指します。
そのために、大学入学資格取得に必要な教育課程(または試験)における基本的な国語の読解記述力と英語力、及び生物・化学・数学の基礎学力を身につけておくことが望まれます。
また、多様な価値観を持つ人々と関係を築いていくためのコミュニケーション能力も重要となります。
「学力の3要素」に関する評価方法・比重等
※学校推薦型選抜では、高等学校の学習成績を全体的に把握して評価することを目的に、調査書の「全体の学習成績の状況」を出願要件として利用します。
※学校推薦型選抜及び一般選抜では、出願書類(調査書を含む)に記載された高等学校の段階における学習・活動の記録を面接で確認し、「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」及びコミュニケーション能力・学ぶ意欲を評価します。